(2007.10.28〜29)
(1日目)
本日の予定は、相老→大間々(高津戸峡散策・昼食)→神戸(富弘美術館)→通洞→国民宿舎かじか荘(庚申の湯)でした。 昨年の草津温泉と同様に、リンリンの体調が悪くなっているので、2日目は観光することなく、1日目で全て消化するプランニングです。 東武動物公園10:18発の“りょうもう7号”で相老へ。日光・鬼怒川方面の特急スペイシアは春日部停車なんですが、“りょうもう”は春日部に溜まらず、東武動物公園に停まります。 相老からはわたらせ渓谷鉄道に乗って、大間々→神戸→通洞へ。「途中下車するなら1日フリー切符を購入した方が得」と、わたらせ渓谷鉄道の相老駅員が言うので購入したら、確かに300円ほど安くなりました。大間々では、高津戸峡遊歩道で紅葉ウォーキングの後、昼食。紅葉には少し早すぎて、まだ彩づいていませんでした。駅前には、これはという食堂がなく、土産物テントを出していたオバチャンに教えてもらったカレーウドンの美味い山本食堂へ。ウドンをカレーに浸けて食べるカレー付けウドンは美味しかったですよ。 神戸では富弘美術館で星野富弘の作品を観て癒され、宿泊先の“かじか荘”では、庚申の湯につかってリラックス。旅館と違って、部屋や食事は落ちますが、やっぱり、温泉は良いなァ。 |
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わたらせ渓谷鐡道 桐生駅から間藤駅までの全長44.1キロ、標高差約600メートルを渡良瀬川に沿って山の斜面を走るローカル鉄道です。 旧JR足尾線で、足尾銅山(1973年閉山)のために開発された鉄道ですが、その景観は日本でもベスト20に入ると思いますよ。 |
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高津戸峡 渡良瀬川のかかる高津戸橋からはねたき橋まで、約500メートルの遊歩道があります。 画像は、遊歩道から見た高津戸橋。紅葉には少し早く、11月の10日過ぎが見頃になるんじゃないですかね。 |
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神戸駅 高津戸峡より少し高い位置にあるので、彩づき始めた感じです。 駅構内にあるのが、東武鉄道で使われていた特急車両を利用したレストラン“清流”。 |
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富弘美術館 草木湖などの自然とマッチした建物は、2006年の日本建築学会賞(作品部門)に選ばれています。 富弘美術館には、口に筆をくわえて描く星野富弘氏の作品が展示されています。 |
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日日草 “今日も一つ 悲しいことがあった 今日もまた一つ うれしいことがあった 笑ったり泣いたり 望んだりあきらめたり にくんだり愛したり そして これらの一つ一つを柔らかく包んでくれた 数え切れないほど沢山の平凡なことがあった” 草花の水彩画に平明で美しい詩を添えた作品には心が癒されます。 |
(2日目)
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朝陽に照らされる庚申山 朝起きて、露天風呂につかって庚申山を照らす朝日を眺める。庚申山で想い出すのは、『南総里見八犬伝』で、八犬士のひとり犬村大角が庚申山に住む山猫の妖怪を退治する話ですね。犬飼現八によって矢傷を受けた妖怪が、大角の養父・赤岩一角に化けて傷の養生をしたのが、この庚申の湯じゃなかったかなァ。ガイドブックの何処にも書いてないですけどね。 画像は、部屋から撮った庚申山。来週が紅葉のピークになるでしょうね。 |